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ブレーメンFW大迫が明かす、リーグ再開への厳格ルール…週に2日PCR検査、スタジアムではシャワーNG

[ 2020年5月16日 22:06 ]

ブレーメンの日本代表FW大迫(AP)
Photo By AP

 ドイツ1部ブレーメンに所属する日本代表FW大迫勇也(29)が16日、テレビ朝日「サタデーステーション」にリモートで出演した。16日のリーグ戦再開に向けて1週間の隔離中に取材に応じ「外部の人とは絶対に触れあってはいけない状況なので、ずっとホテルの中と練習場と往復しかしていない」と説明した。

 リーグからは50ページに及ぶ詳細な感染防止のガイドラインが配布されており、その1つとして「週に2日PCR検査をしないといけない」と説明。「一番まだちょっと慣れないのが、練習が終わった後にスタジアムでシャワーを浴びられない。ホテルまで帰ってこないと浴びられないので、それが一番たいへん」と苦労を明かした。

 得点後は選手が集まって喜ぶことも禁止されているが「点を取ったら嬉しくてハイタッチくらいはしちゃうかもしれないけど、そこは許してほしい」とした上で「観客もいない中で、点を取って、どういうふうに盛り上がるかは楽しみではある」と語った。

 約2カ月の中断期間中は「体幹トレーニングを毎日かかさずやりました。シーズン中だとトレーニング量が限られてくるので、この2カ月、逆に頭を切り換えてポジティブに筋トレも回数を増やして刺激を入れていた。中断する前よりも体のキレとコンディションが上がった」と自信をのぞかせた。

 ブレーメンは再開初戦で18日にホームでレーバークーゼンと対戦。18日は大迫の30歳の誕生日で「早いですね、30歳。これからですね」。リーグ戦再開に向けて「日本のみなさんの耳に入るには、結果を出すことが一番近いと思う。ゴールを取ることを求めていきたいと思います」と日本のファンを喜ばす”半端ない”ゴール奪取を誓った。

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2020年5月16日のニュース