セリエA、18日から全体練習再開へ　6月中のリーグ再開目指す

　6月中のリーグ再開を目指しているセリエAは、各チームが18日から全体練習を再開できる見通しとなった。政府は4日に約2カ月続いた外出と経済活動の制限を一部緩和。それに伴い個人練習の再開が解禁となっていたが、11日にはサッカー協会が政府の関係機関と再び協議を行い、18日からチーム練習再開を認める方針が示された。

　ただし、スポーツ大臣のスパダフォーラ氏は「陽性反応が一人でも出たら、直ちにスタッフも含め全員を2週間隔離とすべき」と発言。当事者のみの隔離となるドイツ、スペインより厳格な規定の適用を厳命した。8日にはフィオレンティナに6名の陽性者が出るなど、予断を許さない状況となっている。