プレミアリーグ、“中立地再開案”合意に至らず　クラブ間の対立表面化

　中断しているイングランド・プレミアリーグで、再開後の方針を巡ってクラブ間の対立が表面化した。11日、全20クラブの代表が参加して会議を開催。リーグ再開を目指す方針は確認したが、再開後に中立地で残り試合を実施する案は合意に至らなかった。英紙タイムズ（電子版）によると12のクラブが反対している。

　英政府は11日、中断中のスポーツイベントについて、条件が満たされれば6月1日以降に無観客での再開を認めると発表した。リーグは政府からの指示を受けて中立地での無観客開催とすることで、6月12日の再開を目指しているが、残留を争う下位クラブはホームのアドバンテージを失う理由などから反対。シーズン再開案の採択には14クラブの同意が必要という。