ベルギーリーグ　事実上のシーズン打ち切り決定、政府が7月末までスポーツ開催禁止

　日本代表FW伊東（ゲンク）やU―23日本代表MF三好（アントワープ）ら多くの日本人が在籍するベルギーリーグの、事実上のシーズン打ち切りが決定した。ベルギー紙「HLN」など複数紙が6日、一斉に報じた。

　新型コロナウイルス感染症の拡大で、すでに4月2日の時点でシーズン打ち切りは全会一致で合意したものの欧州サッカー連盟（UEFA）に再考を要求され、最終決定が延期されていた。だが「HLN」によると、ベルギー政府は7月31日まで全てのスポーツ開催を禁止。3月7日のリーグ戦を最後に中断期間に入ったベルギーリーグはプレーオフを含めて11試合が未消化になっており、同紙は「UEFAは8月3日をサッカーシーズン終了の期限として設定するよう要望していた。2日間では消化できない」と記し「原則的に終わった」と報じた。

　欧州ではオランダが先月24日にシーズン打ち切りを正式発表。ベルギーは2カ国目になる。