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G大阪 骨髄バンク啓発活動を実施 Jrユース多田選手が「再生不良性貧血」を発症

[ 2020年5月5日 14:07 ]

 G大阪は5日、骨髄バンク啓発活動を実施することを発表した。今後は公式HPやSNSなどを通じて発信していき、観客を入れての試合が再開された時には本拠地スタジアム内でのブース設営やパンフレット配布なども実施していく。

 19年2月にジュニアユース所属の多田吾郎選手(13)が「再生不良性貧血」を発症。主治医の指導で骨髄移植が必要という診断を受けた。骨髄バンクの患者登録をして適合者を待っている状況だが、新型コロナウイルス禍でドナー登録数や献血が減少状況にあるという。現状の理解浸透と多田選手の1日でも早い復帰のため、日本骨髄バンク・関西骨髄バンク推進協会の協力を得ながら、啓発活動に取り組むことを決定した。

 多田選手は公式HPを通じて「早く病気を治して、早くみんなと勉強をしたり、サッカーをしたり、友達と会いたいです。皆さんの骨髄バンクへの登録ご協力よろしくお願いします」とコメントした。

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2020年5月5日のニュース