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Jリーグ コロナ禍による融資制度「特例措置」制定、新設Jエリートリーグは中止を正式決定

[ 2020年4月15日 20:06 ]

 Jリーグは15日、臨時理事会を開催し「リーグ戦安定開催融資規定」について時限的特例措置の制定を正式決定した。新型コロナウイルス禍による融資制度の実行にあたり、返済期間を3年間、担保を不要、Jクラブに対する制裁対象としないなどが“特例”となる。試合延期などによる資金繰り悪化が懸念されるクラブが存在していることを踏まえてのもの。金額は原則として1クラブあたり、J1が3・5億円、J2が1・5億円、J3が3000万円を上限とする。

 また今季から新設され、3月末の開幕を予定していた「Jエリートリーグ」の今季中止を決定。新型コロナ禍による財務的な影響、日程調整、チーム編成が困難となったため。エリートリーグは若手選手の強化、育成を目的としたもので試合ごと21歳以下を3人以上登録、アカデミー所属やJリーグから承認を得た練習生も登録可とし、リーグ戦開催を予定していた。

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2020年4月15日のニュース