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浦和前GMの中村修三氏、青学大サッカー部総監督就任 チーム再建の切り札として招へい

[ 2020年2月14日 05:30 ]

中村修三氏
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 浦和前GMの中村修三氏(61)が青学大サッカー部の総監督に就任することが13日、分かった。関係者によれば現在、関東大学リーグ2部の青学大は1部復帰と創部100年を迎える3年後のタイトル獲得を目標に掲げており、再建の切り札として中村氏の招へいに動いた。

 中村氏は優れたマネジメント力で知られ、浦和GMとして06年リーグ、07年ACL制覇に貢献。11年には日本協会の女子部部長として女子W杯制覇にも貢献した。再び浦和GMに復帰した18年にも天皇杯を制したタイトル請負人。92~94年には青学大の監督も務め、現場も熟知している。

 青学大サッカー部は1923年創部で、元浦和の福永泰やJ2千葉の田坂祐介らを輩出。現在は流郷吐夢(りゅうごう・とむ)監督が率い、中村氏は総監督として総合的に助言、サポートしていく方針だ。近年は2部に低迷、昨季も同9位と苦しんだが、選手の能力は高く将来性は高いという。再建へ、浦和に数々のタイトルをもたらした辣腕(らつわん)を振るう。

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2020年2月14日のニュース