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41歳俊輔 J1最年長得点更新へ 自らカスタマイズの“薄底”でジーコ氏超える!

[ 2020年2月4日 05:30 ]

薄底スパイクでJ1に挑む横浜FCの中村
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 横浜FCのMF中村俊輔(41)が「薄底スパイク」導入でジーコ氏(66=鹿島テクニカルダイレクター)の持つJ1最年長得点(41歳3カ月12日)更新を狙う。宮崎キャンプ7日目の3日、長年の選手生活で慢性的な足首の不安を持つ中村は自身でスパイクをカスタマイズしていることを明かした。

 FKの名手にとってスパイクは体の一部だ。「足首に負担がかからないようにポイントを低く削って、イボ(ポイント)が多いのを履いている」。工具も自身で購入した。感覚を信じ、一足ごとにミリ単位で削る。ポイントが低ければグリップ力は落ちるが、足首への負担は減る。編み出したのはマラソン界を席巻する「厚底」とは逆の「薄底」スパイクだ。

 今季は本職のトップ下が主戦場となる。「昔のトップ下とは違う。前から守備をしてゴール横のゾーンに散ったり、1タッチプレーも多い。戦術に合わせて引き出しを増やし、自分もリメークしている」と話す。そのためには日頃から自身に合ったグリップ力、スパイクが不可欠だ。

 6月に42歳になる中村が今季得点すれば“ジーコ超え”のJ1最年長得点となる。宮崎には12足ものスパイクを持ち込んだ。「自分で削ってるよ。趣味なんで」。4日、J2栃木との練習マッチもお手製の薄底スパイクでピッチに立つ。

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