昌平 エース須藤の“宣言通り”埼スタ帰還必ず!前回王者・青森山田撃破で決める

[ 2020年1月5日 05:30 ]

準々決勝へ向け、練習で体を解すリフティングで体をほぐす昌平・須藤(撮影・沢田 明徳)
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 全国高校サッカー選手権の準々決勝4試合は5日、駒沢陸上競技場などで行われる。初の8強に進出した昌平(埼玉)は前回大会優勝の青森山田と対戦。1年時から10番を背負うMF須藤直輝(2年)は逆転勝利した18年全国高校総体の再現を宣言。優勝候補を撃破し、準決勝以降の会場となる地元・埼玉スタジアムへ、県予選決勝以来となる帰還を誓った。

 有言実行へ、1年時から10番を任されている須藤は並々ならぬ決意を秘めている。埼玉スタジアムで行われた埼玉県予選の決勝戦の直後だった。「(選手権で)埼スタに戻ってくる」と堂々の宣言。立ちはだかるのは前回王者の青森山田だが、一歩も譲るつもりはない。

 「最初は10番が重荷だったが、2年になってから中心にならないとと思った。ここで青森山田に勝てば優勝への勢いが出る。インハイで逆転勝ちしているので良い印象はある」

 相手は2戦10発と優勝候補の底力を見せつけている。しかし、崩しのイメージはある。18年度の全国高校総体の2回戦で対戦。2点ビハインドから4点を奪って勝利し、4強まで駆け上がった。その試合で途中出場した須藤は、勝ち越し弾をアシスト。大物ルーキーの潜在能力の高さを東北の雄相手に示した。

 3回戦から中1日での大一番。疲労感は残るものの、「試合になれば関係ない」と笑顔で話す。激闘の疲れを癒やす秘訣(ひけつ)が補食と睡眠だ。チーム全体で普段から練習後に炭水化物を用意するなど気を使い、加えて今回は宿舎にフルーツを十分に用意。体の回復促進に重点を置いた。また、須藤は7時間の夜の睡眠だけでなく、約1時間ほどの昼寝も欠かさず、ケアを第一に考えて生活をしている。

 対峙(たいじ)する相手が強ければ強いほど燃え上がる。会場に向かうバスに乗り込む前に元ブラジル代表MFロナウジーニョの映像を確認し、試合で試すこともある。「駆け引きで勝ったときが一番楽しい」。リラックスした表情で話す17歳が、強敵撃破を再現し、再び埼スタの地にチームを導く。

 ◆須藤 直輝(すとう・なおき)2002年(平14)10月1日生まれ、埼玉県出身の17歳。セレブロFCから大宮ジュニアユースを経て、昌平に進学。1年時から10番を背負う。寮には入らず、自宅から約1時間40分かけて通学。電車内では勉学や読書に没頭し、現在は星野源の「よみがえる変態」を愛読する。好きな選手はスペイン1部バルセロナなどで活躍した元ブラジル代表MFロナウジーニョ。家族は両親、兄、姉。1メートル68、62キロ。

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