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札幌、あと一歩で涙…初タイトル持ち越し ミシャ監督「また来年戻ってくる」

[ 2019年10月27日 05:30 ]

ルヴァン杯決勝   札幌3ー3(PK4ー5)川崎F ( 2019年10月26日    埼玉 )

肩を落とす札幌イレブン
Photo By スポニチ

 クラブ創設23年目での初タイトルは来季以降に持ち越しとなった札幌。決めれば勝つ状況でPK戦5人目のDF石川が止められると、6人目のDF進藤も失敗し夢は砕け散った。寸分の差で天国から地獄に突き落とされたが、ペトロヴィッチ監督は試合後のミーティングで「また来年ここに戻ってくるぞ」と選手をねぎらい、死闘を演じたチームを「誇りに思う」と称えた。

 勝敗を分けたのは詰めの甘さ。後半終了間際のゴールで延長に持ち込むと、延長前半6分に相手DF谷口が退場し、それで得たFKをDF福森が直接決めて勝ち越したが、圧倒的有利な状況で追いつかれた。大会得点王(7得点)に輝いた日本代表FW鈴木は決定機を何度も逸し「自分の責任。みんなが助けてくれたのにPK戦までいってしまって」と悔いた。ペトロヴィッチ監督は「今日のゲーム、足りなかったのは若さゆえの経験」と課題を挙げつつ、「この経験を来年につなげてくれることを信じている」とリベンジを誓った。

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2019年10月27日のニュース