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中村俊輔、横浜FC移籍後初ゴール!カズも称えたJ743日ぶり「スーパーゴール」

[ 2019年10月27日 20:13 ]

明治安田生命J2第38節   横浜FC2―1東京V ( 2019年10月27日    ニッパツ )

横浜FCの中村俊輔
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 横浜FCはホームで東京Vを2―1で下し、3位を維持した。ボランチで6試合ぶりに出場した元日本代表MF中村俊輔(41)が先制点をマーク。“黄金の左足”で、移籍後初となるJ2初得点を記録した。

 0―0の前半26分。右サイドからのクロスを受けたFW皆川が、ペナルティーエリア内でDFを背負いながら後方の中村に落とす。フリーのスペースで受けた41歳は「コースは空いていたので」とダイレクトで左足を一閃(せん)した。「皆(皆川)がほんとにいいボールを落としてくれた。今日彼は点を取っていないですけど、自分の役割に徹して、チームの勝利に貢献した」と真っ先に後輩に感謝した。

 7月に磐田から加入。この試合まで5試合続けて出番がなく、直近の2試合はベンチからも外れていた。「普通ならモチベーションが低くなる」という状況でも、中村は違った。下平監督の戦術に沿ったボランチの役割を、ベンチ外のメンバーの練習を通して模索。フリーマンなどの役割をこなす中で「下さんの考えるボランチ像が、段々体に染みついていった」という。

 そして6試合ぶりに先発に返り咲いた一戦で、磐田時代の17年10月14日清水戦以来、743日ぶりとなるJリーグのゴールを決めた。41歳4カ月3日での得点は、チームメートのキングカズことFW三浦知良(52)に続くJリーグ歴代2位の年長記録。そのカズからも「スーパーゴール」と称えられる一発だった。

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2019年10月27日のニュース