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川崎F・小林悠、途中出場も2発「ヒーローになることしか考えてなかった」

[ 2019年10月27日 05:30 ]

ルヴァン杯決勝   川崎F3ー3(PK5ー4)札幌 ( 2019年10月26日    埼玉 )

ルヴァンカップ初Vにちなんで作ったチョコクッキーでできた風呂桶をかじる(左から)小林、新井、中村
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 川崎Fは17年MVP&得点王のFW小林が意地の2発を決めた。この日はベンチスタートでも「ヒーローになることしか考えていなかった」。ルヴァン杯決勝でのクラブ1号弾は阿部に譲ったが、1―1の後半28分から出場すると、43分には大島の絶妙パスを胸トラップし、左足で勝ち越し弾。谷口の退場で1人少ない状況だった2―3の延長後半4分には、試合を再び振り出しに戻す一撃を決めた。

 PK戦でも主将らしく「自分からスタートするのが良いと思った」と1番手を務め、右隅に冷静に蹴り込んだ。試合前と延長突入前には、GK新井に頼んで背中を叩いてもらい、気合を注入。MVPこそ、その新井に譲ったが、チームを最後までけん引した。  

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2019年10月27日のニュース