FC東京3発!首位鹿島に並んだ 長谷川監督、采配ズバリ 4戦ぶり勝利

[ 2019年10月20日 05:30 ]

明治安田生命J1第29節   FC東京3-1神戸 ( 2019年10月19日    ノエスタ )

<神戸・FC東京> 前半、追加点を挙げるFC東京・橋本(撮影・後藤 大輝)
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 各地で6試合が行われ、2位のFC東京は敵地で神戸に3―1で快勝した。得失点差で首位奪還はならなかったが、4試合ぶりの勝利で1位の鹿島に勝ち点56で並んだ。前半6分にMF高萩洋次郎(33)のゴールで先制すると、同10分と34分に追加点。4―2―3―1への布陣変更も奏功し、初のリーグ制覇へ勢いをつけた。横浜は湘南を3―1で下して勝ち点55。浮嶋新監督の初陣だった湘南は4連敗となった。

 死力を尽くしてつかみ取った勝ち点3だった。終了の笛が鳴り響いてもFC東京イレブンに笑顔はなかった。膝に手をつき、まるで敗戦にうなだれているようだった。それほどに4試合ぶりの勝利は重く、大きな意味を持つものだった。

 「神戸の最近のゲームを見ていると好調だった。特にサンペールのところを自由にさせると難しい試合になる。(高萩)洋次郎にはそういうタスクと、攻撃で変化をつけられる選手なのでFWをコントロールしてくれればという狙いだった」

 長谷川監督は「4―4―2」から神戸対策で「4―2―3―1」に布陣を変更。さらにボランチで起用している高萩をトップ下に置き、パスの出どころに蓋(ふた)をした。この采配がドンピシャで当たった。

 高萩は相手の攻撃の芽を摘むだけでなく、前半6分には値千金の先制弾。前節の鳥栖戦で逆転負けを喫し、4月19日から守ってきた首位の座を明け渡したショックを振り払うには十分なゴールだった。

 リーグも残り5試合と佳境に入った中、8月3日のC大阪戦以来、約2カ月半ぶりの3発快勝。得失点差で1位を鹿島に譲るが、勝ち点では並んだ。「ここからが本当の優勝争いだと思う」と高萩。悲願のリーグ制覇へ、チームは再加速する。

 《1シーズン制以降初、残り5戦で1差3チーム》各チーム29試合を消化し、優勝を争う上位3チームの勝ち点は首位鹿島と2位FC東京が56で並び、3位横浜が55。1シーズン制となった05年以降(2シーズン制の15、16年は除く)、残り5試合で勝ち点1差に3チームが集中するのは初めて。同勝ち点で上位2チームが並ぶのは12年以来2度目だ。この年は首位だった広島が逃げ切って優勝を果たしたが今回はどうか。

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