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鹿島 アカデミーハウスお披露目 ジーコ氏も絶賛「素晴らしい施設」

[ 2019年8月30日 14:34 ]

 鹿島はアカデミーハウスの完成に伴い、報道陣向けの内覧会を30日に行った。総事業費5億円のアカデミーハウスは、プロを目指すユース選手が中心に生活する寮を完備した施設で、ユースより下の世代でも合宿を行うなど幅広く活用していく。

 育成年代の強化の重要性をかねて口にしてきたテクニカルディレクターのジーコ氏は、「素晴らしい施設ができた。クラブの土台である選手を今後もしっかりと育成し続けたい。今後もアントラーズがより強くい続けるために重要な施設」と語った。

 2階建てで、1階は31日夜から入寮する約50人のユース選手が一気に朝と夕の食事を取れる大広間の食堂をはじめ、トレーニングルーム、交代浴も可能な3つの浴槽を完備した浴室、洗濯室、スパイクを1人5足も干せる乾燥ルーム、会議室などが並ぶ。2階には7畳の1人部屋が52部屋。アントラーズカラーのレッドがアクセントカラーとなっている1階とは一変、白やブラウンなどくつろげる色調だ。

 「24時間サッカーのことを考えながら生活する。自分をコントロールする」というジーコ氏が大切にするサッカー選手としての生活スタイルを実現できるよう、様々な配備が行き届いたアカデミーハウス。サッカーの“神様”は「関わった人の思いを引き継いで、ピッチで表現してもらえらば」と力を込めた。

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2019年8月30日のニュース