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カーン氏、2022年1月にバイエルンM社長就任 来年1月には取締役に

[ 2019年8月30日 20:41 ]

 ドイツ1部リーグ7連覇中のバイエルン・ミュンヘンは30日、クラブOBで元ドイツ代表GKのオリバー・カーン氏(50)が2020年1月から5年任期で取締役となり、2022年1月から社長に就任すると発表した。カールハインツ・ルンメニゲ社長(63)は2021年いっぱいで退任。ウリ・ヘーネス会長(67)は11月に退任し、引退する。

 カーン氏はクラブを通じて「代表取締役社長に任命されることは私にとって大きな栄誉」「私は共に働くスタッフ、同僚とクラブの発展に努力していきたい」とコメント。ヘーネス会長は「オリバー・カーンはサッカーとビジネスを熟知し、彼の中にはFCバイエルンのDNAが流れている。将来のFCバイエルンを先導する正しい人物だと自信を持って言える」と大きな期待を寄せた。

 カーン氏は1994~2008年にバイエルン・ミュンヘンで守護神として活躍。ドイツ1部リーグ優勝8回、ドイツ杯優勝6回、欧州チャンピオンズリーグ優勝1回などに貢献した。ドイツ代表として86試合でプレーし、準優勝した2002年W杯日韓大会で最優秀選手に選ばれた。

 2008年に現役を退いた後は、MBA(経営学修士)を取得。自身で設立したサッカービジネス関連の会社を経営しながら、地元テレビ局で解説者も務めていた。

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2019年8月30日のニュース