J2新潟DF早川“復活弾”!急性白血病克服後、対外試合で初「1000年に1度くらいの感触」

[ 2019年8月19日 05:45 ]

<新潟―新潟経営大>前半14分、DF早川が“今季1号”を決める
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 J2新潟は岡山戦から一夜明けた18日、聖籠町のクラブハウスで先発組はリカバリー、それ以外の選手は新潟経営大と練習試合(45分×2本)を行い3―1で勝利した。急性白血病を克服し、岡山戦で3年4カ月ぶりにベンチ入りしたDF早川史哉(25)が90分間プレー。16年6月に急性白血病を公表して以降、対外試合で初めてゴールを決めて次節金沢戦出場に向けてアピールした。

 0―1の前半14分、MF渡辺凌磨(22)からパスを受けると、早川は迷わず左足を振り抜いた。

 「1000年に1度くらいの感触だった。思い切り打った感触がいい方向に向かっていった。行くべき道が見えたというか、大きな収穫になった」。明るい未来に続く軌跡のように鋭い弾道でゴールネットに突き刺さった。両手を高々と挙げて喜ぶと、観戦したサポーターからは盛大な拍手。早川は「久しぶりに喜びました」と笑顔を見せた。

 前日の岡山戦で3年4カ月ぶりにベンチ入りを果たし、急性白血病からの復帰へ第一歩をしるした。出番こそなかったが「特別な一日だった」と興奮して、なかなか寝付けず眠りについたのは日付が変わった午前1時すぎだった。LINEには、ベンチ入りを祝うメッセージが約70件も届き「まだ返事できていない」と首をすくめた。

 それでも喜んでいるだけではない。「メンバー入りして、ピッチレベルで球際の速さや激しさを肌で感じられた。いい意味の緊張や恐怖を感じて、そのイメージで練習試合に入れた」とこの日の練習試合を迎えた。

 前半11分には失点に絡んだが、気持ちを切り替えて3分後のゴールで自ら試合を振り出しに戻した。この日は右SB、CB、ボランチと3つのポジションをこなし90分間フル稼働。24日の金沢戦出場に向けて前進した。

 吉永一明監督(51)は「前回、90分出た練習試合(5月1日、長野戦)よりも最後まで動けていたし、よくなっていると捉えている。次の試合で(メンバーの)18人に入るかどうかの競争に入っている」とさらなる飛躍を促している。

 早川は「もちろん金沢戦(出場)を目指していくし、チームが一つにつながっていくためにも自分の力を注いでいきたい。これまで支えてくれた人たちのためにも自分のプレーで元気になった姿を見せたい」と力強かった。

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