香川 上々のスペイン初陣 開幕勝利導く活躍でファン魅了

[ 2019年8月19日 05:30 ]

スペイン2部   サラゴサ2―0テネリフェ ( 2019年8月17日 )

スペイン2部リーグ、テネリフェとの開幕戦でプレーするサラゴサの香川
Photo By ゲッティ=共同

 スペイン2部サラゴサに移籍したMF香川真司(30)が17日、ホームのテネリフェとのリーグ開幕戦で新天地デビューを飾った。トップ下で先発し、後半35分までプレー。得点にこそ絡まなかったが、攻撃の軸として2―0勝利に貢献。ホームのサポーターからも大きな声援を送られた。日本代表でも復権を目指す香川が、夢にまで見たスペインの地で上々のスタートを切った。

 香川が堂々たるスペインデビューを飾った。9日に加入したばかりで「1週間しか練習していないし、ぶっつけ本番に近かった」と漏らしたが、そこは数々の修羅場を乗り越えてきた男。自身が最も好むトップ下で先発しFKやスルーパスで本拠地のファンを大いに魅了。チームも2―0で勝利し「何より勝つことを意識した。最低限のことはできたかな」と、ホッとした表情で振り返った。

 開始2分に鋭いスルーパスで決定機を演出すると、最大の見せ場は後半26分。軽やかなドリブルから相手の意表を突くループシュート。惜しくもGKにキャッチされたが、持ち前の技術をいかんなく発揮した。守備でも献身的に走り回り、交代した後半35分には、本拠地に詰めかけた観客から万雷の拍手。早くも地元ファンのハートをつかんだ。

 そんな香川に地元紙も高評価。マルカ紙は「サラゴサのスターの香川は、開始2分のスルーパスで質の高さを披露」と記し、アス紙も「最初のボールタッチで質の高さを見せた。まずまずのデビューだった」と3点満点で及第点の1を付けた。

 今季を「欧州での人生を左右する大事な年」と位置づける香川。「常に僕を経由して始まるくらいになれば、確実に自分のチームになる」と早くもエースの自覚だ。2部は全42試合という長丁場。「辛抱強くやっていく」と話した香川が、念願だったスペインの地でまずは確かな第一歩を踏んだ。

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