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岡崎、マラガ加入正式発表、1年契約 初のスペイン2部挑戦

[ 2019年7月30日 22:16 ]

岡崎慎司
Photo By スポニチ

 イングランド・プレミアリーグのレスターを退団した日本代表FW岡崎慎司(33)が、スペイン2部リーグのマラガに加入することが決まった。30日、クラブが1年契約での加入を発表した。

 レスターとの4年契約が6月で満了した岡崎は24日に代理人とともにマラガ入り。地元メディアの取材に英語で応じ、マラガを選んだ理由について「スペインでプレーしたいから」。マラガが2部所属であることについては「問題ではない。チームの助けになりたい」と笑顔で回答。その後、メディカルチェックに合格してチーム練習に合流していたが、地元メディアによるとカタール王族のアルタニ・オーナーによる許可が下りず、正式発表が遅れていた。

 兵庫・滝川二高出身の岡崎は2011年にJ1清水からドイツ1部シュツットガルトに移籍し、2013~15年に同マインツでプレー。2015年にレスターに移籍し、2015~16年は主力として36試合5得点と活躍し、奇跡と称されたプレミアリーグ初優勝に貢献した。レスターでは4シーズンでリーグ114試合14得点をマーク。日本代表で119試合出場、50得点はともに歴代3位で、W杯は3大会に出場した。

 マラガは1999~2006年、2008~2018年にスペイン1部に所属。2010年にアルタニ氏がオーナーに就任し、2011~12年はスペイン代表MFカソルラ(現ビリャレアル)、同MFイスコ(現レアル・マドリード)らを擁して1部でクラブ最高の4位となり、欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。2012~13年は欧州CLでベスト8進出を果たした。2017~18年は1部で20位に終わり、11シーズンぶりに2部降格。2018~19年はリーグ3位で、昇格プレーオフ準決勝でデポルティボに敗れて1部復帰を逃した。

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2019年7月30日のニュース