久保、21日レアルデビュー!トップチームで強豪相手ICC全3戦出る

[ 2019年7月15日 05:30 ]

ヒールでトラップする久保
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 レアル・マドリードの日本代表MF久保建英(18)が、インターナショナルチャンピオンズ杯(ICC)全3試合で起用される可能性が高いことが分かった。今季は3部所属のBチームでプレー予定だが、カナダ・モントリオールでのトップチームの合宿で評価は急上昇。14日付のスペイン紙「アス」で1面を飾るなど注目度は高まっており、20日(日本時間21日)のバイエルン・ミュンヘン戦を皮切りに全3戦でテストされる見通しとなった。

 評価はうなぎ上りだ。9日にモントリオール入りし10日から始動したばかりの久保だが、わずか4日ほどの練習でトップチームのコーチ陣のハートをつかんだようだ。チームは18日、ICC出場のため米国入りし強豪相手に3試合をこなすが、チーム関係者は「タケは3試合全部に出場する予定だ」と証言。スペイン地元紙のマルカ紙のララ記者、アス紙のホルハネス記者も「時間の配分は分からないが、久保は全3試合で起用されるはず」と口をそろえた。

 ICCでは日本時間21日のBミュンヘン戦を皮切りに、24日のアーセナル戦、27日のアトレチコ・マドリード戦と3試合を予定している。世界屈指の強豪との対戦で、合宿の成果、今後の課題など現在の実力を測ることが可能となる。早期のトップ昇格を目指す久保にとっては、アピールする大きなチャンスとなる。

 日増しに高まる評価を証明するかのように、マルカ紙と並ぶマドリード2大スポーツ紙のアス紙は「マドリードのコーチ陣を驚かせた。思ったよりトップチームに近いところにいる」との見出しで、久保を14日付の1面に抜てき。まだトップデビューすら未定の18歳に対し、破格の扱いとなった。記事の中では久保が11歳から3年半所属しながら獲得に失敗した、ライバルのバルセロナを引き合いに出し「バルサにとっては長年にわたって最大の過ちとなるだろう」とも報じた。

 無冠に終わった昨季からの巻き返しを図るチームは連日、午前、午後の2部練習を敢行。報道陣に公開されるのは午前練習の冒頭20分のみだが、クラブ公式動画では、ミニゲームでエースFWベンゼマのゴールを呼ぶ華麗なアシストがアップされるなど、順調にチームに溶け込んでいる様子。マルカ紙のララ記者も「注目度も実力もカスティーリャ(Bチーム)の枠を超えている」と驚きを隠さない。

 ICCで実力が認められれば、早期のトップ昇格の可能性も広がる。日本でもDAZNで生配信される3試合は、久保にとって最初の勝負の舞台となりそうだ。

 ▽インターナショナルチャンピオンズ杯(ICC) 2013年からスタートした国際親善大会。欧州シーズン開幕前の夏に行われる。参加チームは欧州5大リーグの名門クラブが中心で、今年はユベントス(イタリア)、マンチェスターU(イングランド)など12チームが参加。開催地は米国、欧州(英国、スウェーデン)、アジア(中国、シンガポール)の計16都市で行われる。

 ▽バイエルン・ミュンヘン ミュンヘンをホームに1900年創設。7連覇中のドイツ1部優勝29回、ドイツ杯優勝19回はともに最多。欧州CL優勝5回。中心はドイツ代表GKノイアー、FWミュラー、ポーランド代表FWレバンドフスキ。

 ▽アーセナル ロンドンをホームに1886年創設。リーグ優勝13回、FA杯優勝13回(最多)を誇る名門。エメリ新監督の下、昨季はリーグ5位。中心はガボン代表FWオバメヤン、フランス代表FWラカゼット、スイス代表MFシャカ。

 ▽アトレチコ・マドリード マドリードをホームに1903年創設。リーグ優勝10回、スペイン国王杯優勝10回。OBで11年就任のシメオネ監督の下、昨季リーグ2位。中心はスペイン代表MFコケ、MFサウルニゲス、FWディエゴコスタ。

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