FC東京 久保が2戦連発!J1史上2番目の年少記録

[ 2019年5月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第12節   FC東京2―0札幌 ( 2019年5月18日    味スタ )

<FC東京・札幌>後半24分、ゴールを決めるFC東京・久保建(撮影・大塚 徹)
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 首位のFC東京が、U―22日本代表MF久保建英(17)の2試合連続ゴールなどで札幌を2―0で下した。久保は1―0の後半24分にGKの手をはじく強烈なシュートを放ち、自身初の2試合連続得点。17歳11カ月14日での“連発”は、元日本代表FW森本貴幸(31=福岡)の16歳5カ月30日に次ぐJ1史上2番目の年少記録となった。チームはクラブタイ記録の5試合連続無失点で勝ち点を30に伸ばし、2位名古屋との勝ち点差を6に広げた。

 観客2万4772人の視線が久保に集中した。1―0の後半24分。ロングカウンターから右サイドでパスを受けると、繊細なタッチでシュートコースをつくった。内に切れ込み左足を一閃(いっせん)。ボールはGKの手をはじき、ゴールネットが揺れた。

 「いつも練習している形に持っていくことだけを意識した。カットインしたら真っすぐかファーに蹴ろうと考えていたが、相手DFが足を出したので股下を狙おうと思った」

 17年から4戦未勝利だった12日の磐田戦ではボレー弾で勝ち点3を引き寄せ、この日は同じく17年から1分け3敗と相性の悪かった札幌にもトドメの一撃。魔法の左足でまた一つチームの呪縛を解き、チームを開幕12戦無敗に導いた。さらに17歳11カ月14日での2戦連発は、森本の16歳5カ月30日に次ぐJ1史上2番目の年少記録。歴史に名を刻む一発だった。

 偶然入ったシュートではない。クラブ関係者は「スキルが高いから顔を上げることができる。だから相手の重心を見極められるし、飛び込みにくくて自分の間合いで勝負できる」とDFを翻ろうできる理由を明かす。この日のシュートもまさに相手の動きを見切ってのもの。札幌GK具聖潤(クソンユン)は「ほとんどなかったコースを狙ってきた。足の振りが速く、タイミングが取りにくかった」と脱帽した様子だった。

 来週には日本代表メンバーが発表されるが、久保は6月のA代表デビューが濃厚。日本サッカーの未来を担う至宝は、その力が十分にあることを存分に示した。

 【FC東京開幕12試合負けなし】
 MF久保が2試合連続ゴール。17歳11カ月14日でのJ1リーグ2試合連続弾は04年の森本貴幸(東京V)の16歳5カ月30日に次いで年少2位。次節もゴールを決めて3試合連続弾とすれば94年の城彰二(市原=4試合連続まで継続)の18歳9カ月2日(3試合連続時)を抜いて最年少記録となる。
 FC東京が開幕から12戦連続不敗を継続(9勝3分け)。J1の開幕からの連続不敗は15年浦和の19試合連続が最多で、12試合は11年仙台と並んで4位タイ。

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