【川本治 視点】久保“日本の至宝の技”重心を見抜き足の振り早く、GKに構えさせなかった

[ 2019年5月19日 09:00 ]

明治安田生命J1第12節   FC東京2―0札幌 ( 2019年5月18日    味スタ )

<FC東京・札幌>後半24分、ゴールを決めるFC東京・久保建(撮影・大塚 徹)
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 久保の良さが出たゴールだった。カウンターからパスを受け、左足に持ちかえてシュートしたが、コースそのものは甘かった。だが、足の振りが速かったのでボールが鋭く、GKに構える時間を与えなかったために手をはじいて決まった。

 技術が高いので相手からボールを隠すように持てる。しかも、相手の重心がどちらの足にあるのかを見抜くのがうまく、(相手が)足を出しにくい抜き方をする。股抜きが多いのはその証拠で、スペインでメッシらのプレーを見て身に付けたのだろう。さらに昨年よりフィジカルが強くなり、相手に当たられても倒れたり、バランスを崩すことがなくなった。持っている技術がより発揮され、チームメートや監督から信頼されるようになったのだろう。
 右ワイドからカットインするだけでなく、右足でクロスを上げる場面もあった。点を取った時間帯はFWとしてもプレーしていた。試合ごとに成長しており、A代表でも十分に戦力となるはずだ。 (元ジェフ市原強化部長)

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