G大阪 新戦力3つの才能が躍動、大阪ダービー制した!

[ 2019年5月19日 05:30 ]

明治安田生命J1第12節   G大阪1―0C大阪 ( 2019年5月18日    パナスタ )

<G大阪・C大阪>後半10分、歓喜のサポーターの前でゴールの倉田(中央下)を祝福するG大阪イレブン(撮影・奥 調)
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 長いアディショナルタイム4分の終わりを告げる笛が鳴った瞬間、ほとんどの選手がピッチに倒れた。3月17日の川崎F戦以来、8試合ぶりの勝利。そして今季ホーム初勝利だ。G大阪が2カ月もさまよった暗いトンネルを脱出する原動力は、若き才能たちだった。

 完敗を喫した前節の鳥栖戦からスタメン5人を変更。宮本監督は遠藤と今野の大黒柱をベンチに置いて高江と福田の20歳コンビ、J1デビュー戦となる大卒ルーキー高尾らを抜てきした。その勝負手が成功したのは、後半10分だ。高尾の縦パスを受けた高江が倉田に絶妙なスルーパス。決勝点をアシストした。福田は両チーム最多4本のシュートを放つなど左サイドを制圧。再三の好セーブを見せたGK東口も「若手が躍動した。次につながる試合」と目を細めた。

 それぞれが悔しい時を過ごしてきた。福田と高尾は今春の沖縄キャンプに参加できず、実質“3軍”スタートだった。高江も当初は戦力にカウントされず放出要員。だがU―23チームの森下監督の下、日々ハードな練習を積んできた。ルヴァン杯で結果を残し、やっと得たチャンスをものにした。

 「勝利する可能性を探して、チームを構成するのが監督の仕事」

 負ければ進退問題に発展する可能性があった一戦で、宮本監督はバクチに勝った。既存の主力と若手の融合。令和最初の大阪ダービーは、G大阪の新時代到来を告げる一戦だった。

 《倉田、決勝弾》勝負を決めたのは背番号10の倉田だった。高江のパスを受けるとエリア内で右足を振り抜き、ゴール右上に突き刺した。「サイコーです!気持ちを込めて打ちました」と絶叫。大阪ダービー4連勝に貢献し、「ベンチに入っていない選手も含めて、全員でつかんだ1勝」と満面の笑みを浮かべた。

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