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G大阪 泥沼7戦勝ち星なし…宮本監督憔悴「VTR見ないと」

[ 2019年5月12日 05:00 ]

明治安田生命J1第11節   G大阪1―3鳥栖 ( 2019年5月11日    駅スタ )

鳥栖に敗れガックリのG大阪イレブン
Photo By 共同

 下位同士の“裏天王山”は無惨すぎる結果に終わった。G大阪は今季1得点しか取れていない鳥栖に3失点。内容でも完敗で、宮本監督は「敗因?もう1度、VTRを見ないと詳しいことは言えない」と憔悴(しょうすい)しきった表情でうめいた。

 ミスのオンパレードだった。0―0の前半16分には日本代表GK東口がCKのボールに触れず、痛恨の失点。後半27分にはエリア内でDFがハンドを冒して追加点となるPKを与えた。「ウチのチームにとって現状、1点は重い。自分の1失点目で試合を難しくしてしまった。大事な試合で、ああいうことをしたらアカン」と東口。責任を背負った。

 日本代表DF三浦は負傷のためベンチ入りもせず。韓国代表DF金英権は累積警告で次戦出場停止となる。DFラインに不安が出る中、さらに攻撃陣はリーグ戦6試合連続で複数得点がなく、7試合勝ち星もない。次戦はセレッソとの大阪ダービー。最悪のタイミングで、絶対に負けられない戦いを迎える。

 ≪食野 J1初得点!個で打開≫G大阪唯一の明るい材料はFW食野だ。後半開始から投入され、3点ビハインドの終了間際に個人技で打開して豪快なミドル弾。J1初得点を挙げた。「チームの勝利につながれば最高だったけど、次はダービーですし、そこへの気持ちを見せたかった」。J3得点ランクトップを走る20歳は、次戦C大阪戦でのV弾を見据えた。

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