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マンC連覇の陰で…リバプール わずか1敗なのにV逃す

[ 2019年5月13日 01:00 ]

ブライトン戦でFKからゴールを決めイレブンに祝福されるマンチェスター・CのMFマフレズ(右から2人目)(AP)
Photo By AP

 最終節までもつれたマンチェスター・シティーとリバプールのプレミアリーグ優勝争いがついに決着。勝てば無条件でV決定の首位マンチェスター・シティーは12日、敵地で17位ブライトンと対戦。FWアグエロの今季21点目となるゴールなどにより4―1で勝利し、2連覇を達成。リーグ杯に続き国内2冠目を手にした。一方リバプールは本拠で7位ウルブズに2―0で勝利するも2位。リーグ戦わずか1敗ながら優勝を逃す英史上初のクラブとなった。

 今季のプレミアリーグは史上初となる勝ち点90点台での優勝争いに突入。最終節を前にマンチェスター・Cが勝ち点95、リバプールが勝ち点94という超ハイレベルな戦いとなっていた。

 試合はシティーが前半27分にCKから失点。ニアサイドのFWマーレーに頭で豪快にネットを揺らされまさかの先制点を献上した。しかし、その1分後にあっさり同点に。DFラポルテからの縦パスをMFダビド・シルバがヒールですらし、FWアグエロがDFラインの裏をとって左足一閃(せん)。GKライアンの股を抜く見事なシュートが決まった。

 同点に追いつき勢いに乗ると同38分、今度はシティーがセットプレーから逆転弾。MFマフレズが右CKから鋭いボールを入れるとDFラポルテが頭でゴールへと叩き込んだ。

 2―1で折り返すと後半18分、MFマフレズがペナルティエリア中央手前にドリブルを仕掛け左足のキックフェイントでDFを交わす。そのまま冷静に右足で狙いすまし追加点。連覇を大きく手繰り寄せる一撃が決まった。

 同27分にはMFギュンドアンがFKからダメ押しとなる4点目。見事にリーグ戦14連勝で締め“歴史的なシーズン”を制した。18日には国内3冠を狙いFA杯決勝のワトフォード戦に臨む。

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