鹿島・永木「安定した戦いをしないと」不用意なレオ・シルバのミスに激高

[ 2019年5月12日 20:30 ]

<神戸・鹿島>試合に勝利し、観客の声援に応える鹿島イレブン (撮影・後藤 大輝)  
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 キャプテンが見せた、鹿島らしいシーンだった。鹿島は12日、敵地で神戸と対戦して1―0で勝利。FWセルジーニョのゴールで1点をリードした後の前半36分、スタジアムに緊張が走った。

 MFレオ・シルバの横パスが自陣で神戸の古橋にカットされ、失点につながりかねないピンチを招いたことがきっかけだった。過去に何度も味方のミスをカバーしてきたレオ・シルバだが、これは不用意なミス。直後、キャプテンマークを巻いたMF永木がレオ・シルバに激高した。

 スタジアム5階の記者席まで怒号が聞こえてきそうなほど、激しい怒りと身振りだった。「危ないミスの仕方だったので、言っておかないといけない場面だった」と永木。チームメートが駆け寄り、2人を引き離した。

 勝利にふさわしくないプレーをしたら、カツを入れる。年上だろうが、自分よりクラブの在籍年数が長かろうが、遠慮はない。例えば最近では、フランスに渡ったDF昌子がよく激しいゲキを飛ばしていた。それが負けにつながるほころびを許さない空気を作ってきた。

 だからこそ、いい内容の時だけでなく悪い内容の時も鹿島は勝ってきた。「浮き沈みが激しいので、安定した戦いをしないといけない」。離脱中のDF内田に代わってキャプテンマークを巻く中で、今季の成績に忸怩たる思いを抱えている副主将の永木は、チームメートへのゲキについてこんな思いを明かした。

 「もっとみんなで指摘し合っていい。ピッチ内でそういったことができればミスも少なくなるし、責任感も増してくる。言った選手にとってもいい意味でプレッシャーになる。そういうことを言える選手がもっと出てきてもいい」

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