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孫興民 CLでも本拠地1号!ケーン負傷交代もトットナム救う決勝弾

[ 2019年4月10日 16:39 ]

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦   トットナム1―0マンチェスター・シティー ( 2019年4月9日 )

後半33分、先制ゴールを決めて喜ぶトットナムの孫興民(AP)
Photo By AP

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)は9日、準々決勝第1戦が行われ、イングランド勢対決でホームのトットナムがマンチェスター・シティーに1―0で先勝した。

 新本拠地「トットナム・ホットスパー・スタジアム」で、韓国代表FW孫興民(26=ソン・フンミン)がまた決めた。3日のクリスタルパレス戦での新ホーム1号に続く2試合連続ゴールが決勝点。0―0で迎えた後半33分、ゴールライン右ぎりぎりでボールをキープし反転すると、中央へ切り込んで1人をかわし、左足の低いシュートでゴールネットを揺らした。

 イングランド代表FWケーンが左足首を負傷し後半13分に交代する中、エースの穴を埋めた孫は「チームとして90分諦めずに戦った。とても難しい試合だったが、我々は相手より冷静だったと思う」と総力戦での勝利を強調。守備ではフランス代表GKロリスが前半13分にアルゼンチン代表FWアグエロのPKを止めるなど、完封勝利に大きく貢献した。

 ポチェッティーノ監督はケーンについて「非常に悲しいし、落胆している。残りのシーズンは厳しくなるだろう。大きな問題でないことを願っているが、回復までの時間はあまりない」と今季中の復帰が難しいことを示唆。チームトップの公式戦24得点を挙げているケーンが欠場することが濃厚なアウェーの第2戦(17日)でも、チーム2位の公式戦18ゴールを挙げている孫の決定力が頼りになりそうだ。

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2019年4月10日のニュース