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なでしこ 課題残るドロー…独に2―2も“悪癖”解消されず

[ 2019年4月10日 05:30 ]

女子サッカー国際親善試合   日本2-2ドイツ ( 2019年4月9日    パーダーボルン )

<日本―ドイツ>後半、ドイツに同点を許しガックリのなでしこジャパンイレブン
Photo By 共同

 FIFAランキング7位のなでしこジャパンは9日、ドイツ・パーダーボルンで同2位のドイツと対戦し、2―2で引き分けた。6月開幕のW杯フランス大会のメンバー発表前としては最後の強化試合だったが、課題が残る内容となった。

 猛攻にさらされながら、前半35分に先制。GKのパスミスをMF長谷川が見逃さず、ワンタッチでゴールに流し込んだ。しかし後半8分、左クロスから強烈なヘディングシュートを浴び失点。同24分にGKのミスをついてFW横山が勝ち越し弾を挙げたが、わずか3分後に再び左サイドを破られ追いつかれてしまった。

 4日のフランス戦は1―3で完敗。高倉監督は「自分たちでもう一回起き上がっていけるかが大事」と強調した。格上相手に少ない好機を生かして2得点したものの、寄せの甘さから簡単にサイドを破られ失点する悪癖は解消されなかった。本大会まで残り2カ月。世界一奪還への道は険しいままだ。

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2019年4月10日のニュース