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中島 カタール1号 移籍3戦目、ワンツーから右足弾!

[ 2019年3月2日 05:30 ]

カタール1部   アルドハイル6―0アルアハリ ( 2019年2月28日 )

後半7分、右足で移籍後初ゴールを決めるアルドハイルの中島(中央)(共同)
Photo By 共同

 カタール1部アルドハイルの日本代表MF中島翔哉(24)が28日、移籍から3戦目となるアルアハリ戦で初ゴールを決めた。2―0の後半7分、右サイドで鮮やかなワンツーを決め、ペナルティーエリア内に進入。最後はゴール右、角度のないエリアから右足で豪快に突き刺した。

 この冬、アジア人最高となる移籍金3500万ユーロ(約44億円)で移籍。本場欧州を去り、中東に新天地を求めた。中島は「全てが自分にとって魅力的だった」と話す。先月23日のアルガラファ戦でもチーム最多のシュート4本を放っていた。そして、ついに“巨額”な移籍金に応える結果を残した。

 長年、名将モウリーニョ氏の参謀を務めていたファリア監督からは、より中央でのプレーを求められる。左サイドを主戦場としたポルティモネンセ時代より多くのラストパス、シュートを期待されている。「どんどんチャレンジしたい」。この日の得点も果敢に仕掛けた結果だった。

 中島は2試合連続のフル出場。チームも6―0で大勝した。右ふくらはぎの負傷でアジア杯は不参加となったが、3月の親善試合(22日=コロンビア、26日=ボリビア戦)での復帰も濃厚。森保ジャパンでも10番を背負うエースが新天地で輝きを放ち始めた。

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