開幕２連勝は早くも２チームに…５チームが今季初勝利　松本１２４６日ぶりＪ１勝利　鳥栖だけ２連敗

＜横浜・仙台＞開幕連勝の横浜（撮影・篠原岳夫）
Photo By スポニチ

　明治安田生命Ｊ１リーグは２日、第２節最終日の７試合が各地で行われ、昨季最終戦でＪ１残留を決めた名古屋が２―０でＣ大阪に快勝して開幕２連勝。首位をキープした。昨季１２位の横浜も２―１で仙台に勝ち、２連勝で前節の３位から２位に浮上。今季のＪ１リーグは開幕から２連勝のチームが早くも名古屋と横浜だけというスタートとなった。

　名古屋は後半２３分に途中出場したＦＷ赤崎が後半３４分と４７分に２得点して２―０で快勝。４―０で勝利した開幕戦から２試合連続完封で逃げ切った。横浜はＦＷエジガル・ジュニオが前半に２得点を挙げて２―１で仙台に勝利。ＦＣ東京は開幕２位発進の湘南に３―２で勝利を収めて今季初勝利を挙げ、３位に浮上した。

　神戸は後半９分に元スペイン代表ＦＷビジャが決めたＪ初ゴールを守り切り、鳥栖を相手に１―０で今季初勝利を飾り、前節の１６位から９位に浮上。鳥栖は元スペイン代表ＦＷフェルナンド・トーレスが不発に終わり、１８チーム中唯一の開幕２連敗を喫した。

　Ｇ大阪はアデミウソンの２ゴールなどで４―２で清水を下して今季初勝利を挙げ、前節の１４位から５位に浮上。今季初勝利を逃した清水は１６位に沈んだ。札幌は２―０で浦和に勝ち、今季初勝利。松本は昨季Ｊ２でしのぎを削った大分との“昇格対決”に１―０で勝利して２０１５年１０月３日の清水戦（松本）以来１２４６日ぶりとなるＪ１白星をマークした。