×

磐田 手応えドロー!ACL常連FCソウルと1―1

[ 2019年2月4日 05:30 ]

<磐田・FCソウル>川又(中央)は強敵相手の好内容に手応え
Photo By スポニチ

 磐田は3日、韓国1部・FCソウルと練習試合(40分×4本)を行い、1―1で引き分けた。ACL常連の強敵相手に好勝負を演じ、10日目を迎えた鹿児島キャンプでの順調ぶりを示した。

 自信を深める“日韓戦”となった。1本目19分に先制を許すも、人もボールも動くサッカーでペースを握る。2本目16分、MF田口泰士(27)のヘッドをGKがはじいたこぼれ球を、最終ラインから駆け上がったDF森下俊(32)が左足で蹴り込み、追いついた。

 決勝点こそ奪えなかったが、前線からの守備の意識も最後まで衰えず、終始相手陣内で試合を進めた。森下は「チームとして取り組んできたことが出せたと思う」と手応えをにじませた。

 先月25日からのキャンプで序盤は主に守備に重点を置いた。17年J1最少失点の堅守復活の基盤を固めると、2月から攻撃重視にシフト。名波浩監督(46)は「(攻撃は)始めたばかりだが、1タッチパスも軽快でフィニッシュまでいけていた」と05年に磐田で同僚だった崔龍洙(チェヨンス)監督(45)率いる強豪相手に手応えを強調。左サイドで決定機を演出したMF松本昌也(24)は「周囲との連係も良かった」と目標の定位置獲得をアピールした。

 キャンプは9日まで。6日の清水戦など2試合の練習試合を予定する。「課題も見つかったし特に攻撃はもっと良くなっていくと思う」と森下。23日の松本とのJ1開幕戦(ヤマハ)に向けて視界は良好だ。

続きを表示

2019年2月4日のニュース