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日本代表MF三竿「僕が鹿島に移籍したのは満男さんがいたから」憧れのレジェンドに感謝

[ 2018年12月28日 21:16 ]

試合で抱き合って喜ぶ三竿(右)と小笠原
Photo By スポニチ

 鹿島のMF三竿健斗(22)が28日、自身のインスタグラムを更新。今季限りで現役を引退することを27日に発表した鹿島の先輩、元日本代表MF小笠原満男(39)に感謝した。

 三竿はアカデミー(育成部門)から育ったJ2東京Vをトップチーム昇格後1年で飛び出して2016年に鹿島へ移籍したが、「僕が鹿島に移籍したのは満男さんがいたから。鹿島でタイトルを獲り続けるボランチと一緒にプレーしたかった」と切り出し、「試合に出れなくても満男さんから多くを学んで吸収したくて鹿島に来た」と断言。

 レギュラーだった東京Vを出て移籍1年目の16年はリーグ戦4試合出場にとどまったが「一緒に試合に出れるようになるまでかなり時間はかかったけど、出た時には常に背中で引っ張ってくれた。隣で見てきたもの。感じたもの。本当にこの人はすごい。幼い頃からテレビやスタジアムで応援してきた鹿島の象徴である満男さんと3年間毎日プレーできたことは僕の誇り。ACLを一緒に獲れて本当によかった」と振り返った。

 小笠原はチームが獲得した20冠中17冠に貢献したが、「1つでも多くのタイトルをこのチームで獲りたい」と三竿。「満男さんありがとうございました」と憧れの人への感謝の言葉で締めくくった。

 昨年12月に日本代表デビューを飾った三竿は今年11月の日本代表活動からチームに合流後、そけい部の痛みが悪化。恥骨関連鼡径部痛で約6週間の治療が必要と診断されてクラブワールドカップ(W杯)を欠場し、来年1月5日開幕のアジア杯UAE大会に臨む日本代表からも外れている。

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