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柴崎“満男魂”でアジア頂点だ 憧れ先輩引退に「驚いた」

[ 2018年12月28日 05:30 ]

笑顔で練習に汗を流す柴崎(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 来年1月のアジア杯に臨む日本代表は27日、千葉県内で合宿2日目を行い、鹿島で小笠原の同僚だったMF柴崎岳(26)が合流。「優勝するしかないという覚悟を固めて来ました」。勝利への強い執着心を出し続けた小笠原の魂を受け継ぎ、2大会ぶりの優勝を約束した。

 小4だった02年には小笠原のリストバンドを着けて練習をしていたという。11年に鹿島に入団すると、ダブルボランチを組んで出場する機会も多かった。計6年間、隣でプレーした。「多くは言わないけど、試合とか練習の空気を察するのは上手でした。緩い空気が流れると、人一倍早く察知してゲキを飛ばした」。練習から厳しい姿勢を出す先輩の姿を見て成長してきた。

 「驚いた。膝にケガをしている、とは聞いていた。決断を尊重したい」。小笠原の引退を知った日、柴崎は「全員のモチベーションを落とさずにやれるかが大事」と決意を固めた。ピッチ内外でリーダーシップを取り、04年アジア杯で優勝カップを掲げた憧れの大先輩と肩を並べる。

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2018年12月28日のニュース