川崎ＦのＤＦタビナスがＪ２岐阜へ期限付き移籍　争奪戦の末に加入も２年間公式戦出場なし

　Ｊ１の川崎Ｆは２８日、ＤＦタビナス・ジェファーソン（２０）が来季はＪ２岐阜へ期限付き移籍することが決定したと発表した。移籍期間は２０１９年２月１日から２０２０年１月３１日まで。なお、同期間中、タビナスは川崎Ｆと対戦するすべての公式戦に出場できない。

　東京都新宿区出身でフィリピン国籍のタビナスは桐光学園から争奪戦の末、２０１７年に川崎Ｆ入りしたが、２年間で公式戦出場がなかった。

　タビナスは川崎Ｆを通じ、「入団して２シーズンをフロンターレで過ごしましたが、チームの勝利のために貢献することが出来ず残念でした。応援してくれたファンの皆さん、フロンターレに関わる全ての方々が未熟な僕を受け入れてくれたことに感謝をしています。ＦＣ岐阜の力になれるように全力で頑張ってきたいと思います。そして成長してまた戻ってきたいと思います」とコメント。

　新天地となるＪ２岐阜を通じては「日々のトレーニングから全力で取り組み、試合に出場すること、チームの力になれるように頑張りたいと思います。まだまだ未熟ですが、個人の成長とチームへの勝利のために全力でどん欲に取り組んでいきます」と談話を発表している。