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ロンドン五輪予選にも出場…DF薗田淳が29歳で現役引退「満足はしていませんが後悔もありません」

[ 2018年11月30日 17:22 ]

 川崎Fなどでプレーし、U―23日本代表としてロンドン五輪予選にも出場したDF薗田淳(29)が今季限りで現役引退することが分かった。所属先のJ3秋田が30日、発表した。

 静岡県出身の薗田は常葉学園橘高から2007年にJ1の川崎F入りし、その後、J2町田、J2札幌、J2熊本、J3藤枝でもプレーした。リーグ戦の通算成績はJ1が8試合0得点、J2が43試合1得点、J3が5試合0得点。今季はJ3リーグ戦でここまで1試合0得点だった。

 薗田はクラブを通じて「選手として輝くことは出来ず、特にここ数年は怪我と戦う苦しい日々の連続でした。何度も気持ちが折れました」と12年間のプロ生活を述懐。

 「それでもチームメートの頑張る姿やファン・サポーターの姿を見るたびに勇気づけられ、『またこのピッチに立ちたい!立つんだ!』諦めずに続けてきました。手間のかかる自分を親身になり、サポートしてくれたメディカルスタッフの皆さんには特に感謝の想いが強いです。這いつくばってきた12年、満足はしていませんが後悔もありません。自分色のサッカー人生は大きな財産です」とし、長文に及んだコメントを「一生感謝」と締めくくった。

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2018年11月30日のニュース