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今月謹慎処分受けたコーチが新監督に就任…J3降格の讃岐が発表

[ 2018年11月30日 16:15 ]

 来季J3に降格するJ2讃岐は30日、元日本代表DFで、今季までヘッドコーチを務めた上村健一氏(44)の来季監督就任を発表した。

 熊本県八代市出身の上村氏は松永高から1993年に広島入りし、その後、C大阪、東京V、熊本などでもプレーした。リーグ戦の通算成績はJ1が246試合23得点、J2が67試合0得点、JFLが30試合3得点。U―23日本代表として96年のアトランタ五輪に出場したほか、日本代表としても国際Aマッチ4試合に出場(0得点)している。08年限りで現役を引退後は熊本コーチなどを経て13年に讃岐入りしていた。

 讃岐はJFL時代の10年シーズンから9年間指揮を執っていた北野誠監督(51)が今季限りで退任することを今月6日に発表。最後の決戦に向けて一枚岩になろうとした直後のタイミングに、不適切発言があったとして上村氏らコーチ2人が自宅謹慎処分を受けていた。

上村新監督はクラブを通じて「チームがJ2からJ3に降格した難しい時期に、自分を信じ、監督として要請して頂いたクラブに感謝致します。また、1年でJ2に復帰させることを念頭に置いて、覚悟を持って指揮していきたいと思います」とコメントしている。

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2018年11月30日のニュース