仏1部トゥールーズ 昌子獲りへ 鹿島強く慰留も既に細かな条件含むオファー

[ 2018年11月12日 05:30 ]

<ペルセポリス・鹿島>後半、体を張って相手(右)を抑える鹿島・昌子(撮影・西尾 大助)
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 フランス1部のトゥールーズが、鹿島のDF昌子源(25)の獲得に動いていることが分かった。複数の関係者によれば、既に金銭面での細かな条件を含む正式オファーを鹿島に送付。昌子はW杯後に5億円以上の海外オファーを断った経緯があり、今回はその額を超え、欧州でプレーする日本人DFのトップクラスに匹敵する条件提示とみられる。鹿島は金銭面ではなく、クラブに必要な人材であることから強く慰留している。

 W杯ロシア大会では、ベルギー戦でルカクを抑えるなど国内組の中で唯一の主力として大奮闘。以来海外からも注目株となっていた。夏にはフランス1部ストラスブールなど複数のオファーが届いた。元々薄かった海外移籍への興味が強まっていたがクラブから強く慰留された。「ACLを獲るために残った」と残留を決断した経緯があった。

 トゥールーズは1970年創設で、03―04シーズンから今季まで16季連続で1部に在籍。06―07シーズンには初めて翌年の欧州CL予選出場権を獲得した。フランス1部にはパリSGのネイマール、フランス優勝に貢献した19歳のエムバペら世界屈指のFWが在籍しており、対峙(たいじ)することで世界レベルの守備力へと磨かれることは間違いない。W杯後に負傷した左足首も過密日程をこなせるほどに回復し、念願のタイトルを獲得。「去年は悔しい思いをした。このタイトルだけは本当に欲しかった。20冠目でACLを獲れたのは自分にとっても鹿島にとっても縁だと思う」。悲願のタイトルを置き土産に、海を渡る日が来るかもしれない。

 ◆昌子 源(しょうじ・げん)1992年(平4)12月11日生まれ、神戸市出身の25歳。小4から、FCフレスカ神戸でサッカーを始め、G大阪ジュニアユース、米子北高を経て、11年に鹿島に加入。W杯ロシア大会は、3試合に出場。国際Aマッチは通算15試合出場1得点。1メートル82、74キロ。

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