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南野、初得点から3戦連発決める!ウルグアイ戦で不動のトップ下証明へ

[ 2018年10月16日 05:30 ]

練習で軽快にボールをさばく南野(右)(撮影・西海健太郎)
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 日本代表は16日に埼玉スタジアムでウルグアイと対戦する。15日は試合会場で非公開調整。ここまで2試合連続得点中のMF南野拓実(23=ザルツブルク)は、森保体制では唯一となる3試合連続の先発出場が濃厚となった。国際Aマッチ初得点から3戦連発となれば、日本代表では史上6人目。W杯優勝経験のある格上が相手でも、貪欲にゴールへと迫る。

 練習後、取材エリアに現れた南野の言葉には力がこもっていた。「間違いなく強い相手。個の力も組織としても強いチームというのは分かっている。その中で、自分が何をできるか。思う存分、プレーしたい」。FIFAランキング5位で、W杯優勝経験もあるウルグアイ。日本が過去6度対戦して1勝のみ(1分け4敗)という難敵を目前にしてモチベーションは高まってきた。

 トップ下での先発が濃厚で、3試合連続先発となれば、新体制では唯一となる。森保ジャパンで攻撃の軸を任され、縦関係を組む1トップの大迫とも積極的にコミュニケーションを図ってきた。「細かいところ、たとえば守備の行き方とか話していますね。常にお互いの動きを見ながら、お互いのスペースを空けるように動くことができれば」。W杯組との融合は着々と進んでいる。

 9月11日のコスタリカ戦で代表戦初得点をマークし、今月12日のパナマ戦でもゴールを決めた。不動の地位を築きつつあるものの、達成感を問われると、「W杯を戦ってきた選手と比べると全然だし、満足していない」と言い切った。継続して結果を残すことに意識を集中しており、初ゴールから3戦連発となれば、97年の呂比須ワグナー以来、日本代表として史上6人目だ。

 「連係を良くしていかないといけないけど、それを気にしすぎると自分の良さが消えてしまう。自分は新顔の選手なんで、まずは思い切ってプレーしたい」。名のある選手をそろえる格上相手に、23歳の若武者が真っ向から勝負を挑む。

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2018年10月16日のニュース