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FC東京 首位・広島とドロー 3戦ぶりスタメン抜てきのリンスが同点弾

[ 2018年9月22日 22:28 ]

明治安田生命J1第27節第2日   FC東京1-1広島 ( 2018年9月22日    Eスタ )

<広島・FC東京>後半、同点ゴールを決めガッツポーズするFC東京・リンス(右端)
Photo By 共同

 3位のFC東京はアウェーで首位・広島と対戦し、1―1の引き分けに持ち込んだ。前半18分に先制を許したが、後半4分に3戦ぶりのスタメンに抜てきされたFWリンス(31)がディエゴ・オリヴェイラ(28)の左クロスを右足で仕留める同点弾。7戦勝ちなしと停滞が続くが、4戦ぶりに挙げたゴールで首位から勝ち点1を獲得。復調の兆しを見せたチームは暫定3位を維持した。

 黒星を消したリンスのゴールシーンは自ら左サイドのディエゴ・オリヴェイラへと展開し、その折り返しを仕留めたもの。リンスは「中盤で受けて、ディエゴが見えた。走りながら“ディエゴー!”と大声で叫んだら、ボールが来たよ」と振り返る。首位からなんとか勝ち点1を奪い、「1点ビハインドで苦しかったが、みんなで全力を尽くして戦えた。自分も足をつったが、自分以外もつっていた。それくらいハードな試合だった」と話した。

 長谷川健太監督(52)は「先制されて難しい試合になってしまったが、選手たちがよく追いついてくれた。勝ち点3を持って帰りたい試合だったが、強固な守備ブロックを簡単に破ることはできなかった。次戦のホーム清水戦で勝ち点3を取れるようにしっかり練習したい」と語った。直近3戦無得点だったFC東京が、最悪の状況から脱した。

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2018年9月22日のニュース