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G大阪、今季初の3連勝!降格圏脱出 森保監督の前で倉田躍動

[ 2018年9月22日 05:30 ]

明治安田生命J1第27節   G大阪2―1清水 ( 2018年9月21日    アイスタ )

前半、2点目のゴールを決め喜ぶG大阪・黄義助(共同)
Photo By 共同

 やっと降格圏脱出や。リーグ戦1試合があり、G大阪がアウェーで清水に2―1と勝利。今季初の3連勝で、暫定ながら14位に浮上した。森保一兼任監督(50)がスタンド観戦する中、日本代表復帰を狙うMF倉田秋(29)が2点目をアシスト。背番号10のパフォーマンスに導かれ、逆襲の秋がやってきた。

 日本代表の森保兼任監督が視察する前で輝きを放ったのは背番号10だった。1点リードの前半26分、今野のパスを受けたMF倉田がカットイン。後ろから清水DFに押されながらも踏ん張り、FW黄義助(ファンウィジョ)の追加点を演出した。

 「そこまでDFに当たられてないけどね。あそこは倒れるよりも前に進め、と」。前節・神戸戦で1得点1アシスト。「毎試合、こういう活躍をしていきたい」と話していた通り、2試合連続で得点に絡み、今季初の3連勝の原動力となった。

 11月に30歳の大台に乗る。ベテランの域に達しても、日本代表への情熱は持ち続けている。W杯ロシア大会は最後の最後で落選。悔しい思いをしたものの、それでも「代表に1週間行くだけでも、自分が成長しているのが分かった」と特別な舞台であることを強調する。世代交代が叫ばれる森保ジャパンでも、初陣は32歳のMF青山(広島)や30歳のFW小林(川崎F)らベテラン勢も招集。「どうしてもカタール(W杯)を目指すというのではない。でも呼ばれれば、やっぱり行きたい」と虎視眈々(たんたん)と返り咲きを狙っている。

 チームは暫定ながら、5月以来の残留圏14位に浮上。「雰囲気は良くなっているけど気を引き締めないといけない」と倉田。次節は首位・広島戦。そこでも勝利につながるプレーをすれば、J1残留も代表復帰もグッと近くなる。

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2018年9月22日のニュース