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宮市 復活のゴール!度重なるケガから…公式戦2年4カ月ぶり得点「素直に嬉しい」

[ 2018年9月22日 15:32 ]

ザンクトパウリFW宮市亮
Photo By スポニチ

 ドイツ2部ザンクトパウリの元日本代表FW宮市亮(25)が度重なるケガを乗り越えて、復活を自らのゴールで飾った。

 21日、敵地のインゴルシュタット戦の0―0の後半25分から今季初出場。公式戦出場は2017年5月以来、1年4カ月ぶりだった。同37分に、ヘディングで決勝弾。スピードを生かして裏に抜け出し、大きく跳ねたボールを相手GKの鼻先でさわってゴールに流し込んだ。

 公式戦得点は2016年5月15日のカイザースラウテルン戦以来、2年4カ月ぶり。1―0の勝利に貢献し、試合後はサポーターの前で歓喜のダンスを披露した。自身のインスタグラムで「復帰に関わって下さった方々のおかげで、公式戦に復帰し、得点をとり、勝利を飾ることができました。素直に嬉しいです。ひとまず、この場を借りて支えてくださった全ての方々にお礼させて下さい」と喜びと感謝をつづった。

 宮市はアーセナルからザンクトパウリに加入した直後の2015年7月に左膝前十字じん帯を断裂し約1年離脱。2017年6月には右膝前十字じん帯を断裂してまた長期離脱を余儀なくされ、復帰直後の今年4月には右膝を負傷するなど、イングランド時代を含めて度重なるケガに苦しんできた。

 かつて名将ベンゲル監督(当時アーセナル)が才能を認め、ザッケローニ監督の下で12年に日本代表デビューを果たしたスピードスターは「まだシーズン始まったばかりなので、また切り替えて、頑張ります!これからも引き続きよろしくお願いします!」と完全復活とさらなる活躍を誓った。

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2018年9月22日のニュース