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「川崎の車窓から」再び!上田電鉄7200系が3日がかりで等々力にやって来る

[ 2018年8月14日 12:07 ]

展示される上田電鉄7200系の車両
Photo By 提供写真

 等々力に再び電車車両がやってくる!数々のユニーク企画開催で有名な川崎Fは15日、ホームの等々力陸上競技場に鳥栖を迎え撃つ。ピッチ上では、今夏にAマドリードから電撃加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス(34)率いる鳥栖との大激戦が予想される中、今回もピッチ外で来場者を存分に楽しめる企画が満載。その目玉となるのが、13年以来5年ぶりとなる電車車両の展示だ。

 イベント名はズバリ『2018川崎の車窓から〜東急グループフェスタ〜』。その名の通り、東京急行電鉄株式会社をはじめとする東急グループ各社の協力で実現。地元密着型クラブとして地域活性活動に取り組む川崎Fと、沿線活性化を目指す東急電鉄が、サッカーと鉄道という異なる業態同士でコラボイベントを実施。鉄道ファン、サッカーファンがともに楽しめ、より地域全体を盛り上げる目的で、ホームゲーム時の電車・バス利用の促進を意識し地域全体のさらなる活性化を目指す中で、来場者が参加して楽しめるコンテンツが多く用意されている。

 今回展示される車両は、18年5月に引退した上田電鉄7200系。田園都市線(1967年当時は大井町駅―二子玉川園駅―長津田駅間)用として製造され、本系列登場時の同線は大井町駅―鷺沼駅間を4両編成で運転されていた車両だ。その車両は今イベントのために13日に長野県上田電鉄を出発し、約200キロを3日間かけて陸送。試合当日の車両内には、田園都市線を走っていた様子がわかる写真を始めレアアイテムが展示されるほか、ハーフタイムにはカメラが密着した陸送の舞台裏が上映される予定だ。川崎Fサポーター、鉄道ファンにとっても見逃せないイベントとなりそうだ。

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2018年8月14日のニュース