ネイマール　復帰戦でいきなりゴール！Ｗ杯へ順調な回復ぶりアピール

国際親善試合   ブラジル２―０クロアチア （ 2018年6月3日    イングランド・リバプール ）

クロアチア戦の後半、ドルブルを仕掛けるブラジル代表ＦＷネイマール（中央）（ＡＰ）
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　ブラジル代表ＦＷネイマールが３ヶ月ぶりに実戦復帰。０―０の後半頭から出場すると同２４分に先制ゴールを決め、チームの勝利に貢献。復帰初戦を２―０で飾り、Ｗ杯へ向け順調な回復ぶりをアピールした。

　パリＳＧに所属するネイマールは２月に行われたマルセイユ戦で右第５中足骨を骨折。そのままシーズン中は復帰することができず。Ｗ杯出場も危ぶまれたが先月下旬にブラジル代表へ無事合流。復帰に向けてのトレーニングを行っていた。

　チッチ監督は試合前日の会見でネイマールについて「まだ回復の途上。ベンチからスタートさせるが後半から出場させる予定だ」と起用を宣言。その言葉通りネイマールはＭＦフェルナンジーニョ（マンチェスター・Ｃ）に代わって、４―３―３の左ウィングに入ってプレーした。

　まずは後半１２分にあいさつ代わりのシュートを放つと、同２４分にネットを揺らす。ＭＦコウチーニョ（バルセロナ）からのパスを受け、ドリブルでペナルティーエリア内左の深い位置まで進入。相手ＤＦに囲まれながらも、右足でニアサイドを豪快に撃ち抜いた。

　試合終了間際には“地元”リバプールで活躍するＦＷフィルミーノが追加点を決めるなど、ブラジルの強さが光る快勝となった。

　ブラジル代表はこのあと１０日にもオーストリアと親善試合を行い、Ｗ杯本大会に臨む予定となっている。