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西野J 過去最多の分析担当4人体制で総力結集 W杯対戦国を丸裸に

[ 2018年6月3日 07:48 ]

オーストリア合宿で、ジャンプ台を背に練習に汗を流す日本代表イレブン(撮影・西海健太郎)
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 日本代表がW杯対戦国の情報収集のため、担当スコアラー制を敷く。関係者によると、西野体制の発足に合わせて分析担当に就任した寺門大輔氏、片桐央視氏に加え、主にU―19日本代表に同行している佐藤孝大氏も新たに名を連ねた。

 3人のテクニカルスタッフが、それぞれ1次リーグで対戦するコロンビア、セネガル、ポーランドに密着。06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会で分析担当を務めた和田一郎氏も統括する立場で加わる。

 日本協会幹部は「準備期間の短い中で4人の分析担当を置く。総力を結集する」と強調。西野監督は96年アトランタ五輪でブラジルを破る“マイアミの奇跡”を演出した際にも、当時分析担当を務めた小野剛氏(現日本協会技術委員)や松永英機氏(現Jリーグ育成ダイレクター)の集めた情報を積極活用。GKと最終ラインの連係に弱点を見いだし、狙い通りの形から決勝弾が生まれた。日本代表史上最多となる4人の分析担当で、敵を丸裸にする。

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2018年6月3日のニュース