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DF遠藤航 ワンタッチパスで攻撃のスイッチON 3〜4役こなせるポリバレント

[ 2018年6月3日 10:30 ]

侍 俺の武器

3月のJ1広島戦、DF陣の隙間を通すパスでゴールをアシストした遠藤(中央奥)
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 日本代表に攻撃のスイッチを入れるのはDF遠藤航(25=浦和)のパスだ。今季、J1では14試合に出場。パス数1035本、ロングパス数122本はいずれもリーグ3位にランクイン。「ワンタッチでボールを速く動かすところ、縦に入れるところは僕の持ち味の一つ」と言う。後方から1本のパスで局面を変えることができる。 日本代表・試合日程

 ポリバレントぶりも際立っている。1対1にも強く、右サイドバック、センターバック、ストッパー、ボランチと守備的ポジションならどこでもお任せ。1人で3〜4役もこなせる。

 昨季ACLを制した浦和では、前日会見に遠藤が出席すると不敗という神話まで生まれた。「初詣で3回、おみくじに挑戦して、全て大吉だったこともある」と遠藤。“持ってる男”でもある。

 ◆遠藤 航(えんどう・わたる)1993年(平5)2月9日生まれ、横浜市出身の25歳。湘南U―18から11年に湘南のトップチームに昇格、16年から浦和へ。16年リオ五輪では主将として3戦フル出場も、1次リーグ敗退。国際Aマッチ通算11試合出場。1メートル78、75キロ。

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2018年6月3日のニュース