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RIZAP J1湘南を傘下に!クラブ経営通じ本業と相乗効果

[ 2018年4月4日 05:31 ]

 フィットネスクラブを運営するRIZAP(ライザップ)グループが、サッカーJリーグ1部の湘南ベルマーレに出資し、傘下に収めることが3日、関係者の話で分かった。

 ライザップが得意とする市場拡大戦略の手法を活用し、サービスの質や集客力の向上を図る。テレビCMでおなじみのライザップは、相次ぐ企業買収で事業の多角化を進めている。サッカークラブへの経営の参画を通じ、本業のフィットネスクラブ事業との相乗効果を狙うとみられる。

 湘南は昨年のJ2で優勝し、今季は2年ぶりにJ1に復帰した。かつては12年に約8269万円の債務超過に陥り、胸スポンサーも見つからない時期もあったが、増資などにより危機を脱出。16年からは長期的な経営基盤の安定と強化を目的に、三栄建築設計が筆頭株主になった。これまでは資金不足から有望選手の流出に泣いてきた湘南だが、今後は強化費の増額も期待できそうだ。

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2018年4月4日のニュース