ＦＣ東京の久保　フル出場もルヴァン杯２試合連続ゴールならず　長谷川監督は評価

ルヴァン杯Ａグループ第３節   ＦＣ東京０－３仙台 （ 2018年4月4日    ユアスタ ）

　ＦＣ東京のＦＷ久保建英（１６）が４日、ルヴァン杯アウェー仙台戦に右ＭＦとしてフル出場した。

　チームは３失点を喫して大敗したが、右サイドからのドリブルで起点となり、流動的にポジションを変えながら２本のシュートを放った。

　久保は３月１４日の前節・新潟戦でルヴァン杯最年少得点記録を更新する決勝ゴールを挙げたが、同杯２試合連続ゴールはならず。「１点取れればと思っていた」と唇をかんだ１６歳は「監督の求めているアップダウンをやっているつもり。（前線の選手に）配球したり、その落としをもらったりした。目立った活躍をしていない。次にチャンスがあれば、いい意味で注目されれば」と語った。

　長谷川健太監督（５２）は久保について「最後まで戦う姿勢、ゴールに向かう姿勢を最後まで見せた。アシスト、得点という結果は出せなかったが、気迫を見せてくれた」と評価していた。