×

浦和 新体制初陣、先発を総入れ替えでスコアレスドロー 公式戦28日ぶり勝利ならず

[ 2018年4月4日 20:58 ]

 J1リーグ開幕5戦勝ちなしで降格圏の17位に低迷し、監督交代に踏み切った浦和は4日、新体制での初戦となるYBCルヴァン杯1次リーグ第3節・広島戦(Eスタ)に臨み、0―0で引き分け。3月7日のルヴァン杯第1節・名古屋戦(パロ瑞穂)以来28日ぶりの公式戦勝利をつかむことはできなかった。

 昨季チームを10年ぶり2度目のアジア王者へと導いた堀孝史監督(50)を2日に解任し、ユース監督兼育成ダイレクターを務めていた大槻毅氏(45)が暫定監督に就任。この日の広島戦では、逆転負けを喫して堀体制ラストマッチとなった1日のリーグ磐田戦(エコパ)から先発を総入れ替えして初陣に臨んだ。今季公式戦初出場の森脇や公式戦デビューの柴戸が先発。山田がキャプテンマークを巻いた。

 相手はJ1リーグ戦で開幕5戦負けなしと浦和と対照的な成績で現在首位を走る広島。広島も3月31日のリーグ川崎F戦(等々力)から選手を総入れ替えし、浦和と同様に控え組中心で試合に入った。

 だが、浦和は前半からなかなか攻撃の形を作れず、後半には13分に長沢、32分に武富、40分にズラタンと主力級を次々にピッチに送ったが、最後までゴールネットを揺らすことができなかった。浦和は3日後の7日にはホームに仙台を迎え、リーグ戦今季初勝利を懸けて戦う。

続きを表示

2018年4月4日のニュース