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川崎F クラブ史上初の“屈辱”、未勝利のままACL1次リーグ最下位確定

[ 2018年4月4日 23:25 ]

ACL1次リーグF組   川崎F1―1上海上港 ( 2018年4月4日    中国・上海 )

上海上港戦の前半、攻め込む川崎F・大久保(手前左)
Photo By 共同

 ACL1次リーグが4日、各地で行われ、川崎Fは敵地で上海上港(中国)と対戦。0―1で迎えた後半29分にFW知念が同点ゴールを決めるも1―1で引き分け、今大会初勝利をまたも逃した。これで0勝2分け3敗となり、クラブ史上初のACL1次リーグ最下位が確定。さらに未勝利のまま今大会を終えてしまう危機的状況に追い込まれた。18日の最終節ではホームに蔚山(韓国)を迎え撃つ。

 試合前に行われた蔚山―メルボルン・ビクトリー(オーストラリア)戦で蔚山がホームで6―2と快勝。川崎Fは2度目の1次リーグ敗退が決まった。

 試合は前半21分に川崎FのFW大久保がMFアフメドフをエリア内で倒してしまいPKを献上。しかしFWフッキがバーの上へと外してしまい無得点。

 0―0のまま後半へ折り返すと上海上港が先制。同23分、FWフッキが左サイドを突破し中央へグラウンダーのクロス。これを走りこんだFWエウケソンがダイレクトで合わせネットを揺らした。

 先制を許した川崎Fだったが、この試合1トップに起用されたFW知念が奮起。同29分、左サイドMF森谷からのクロスを頭で合わせ見事に同点ゴールを奪った。

 その後、試合は動かず1―1でドロー。川崎Fの1次リーグ敗退は過去1度(2010年)。当時は2勝4敗で3位となっており、ACL6度目の出場で初めての最下位。しかも1次リーグ未勝利という“屈辱”を味わう可能性が出てきてしまった。

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2018年4月4日のニュース