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【W杯展望】本命ドイツ、対抗ブラジル…イングランドは若手成長が鍵

[ 2017年11月17日 08:35 ]

W杯連覇を狙うドイツはFWベルナー(左)ら若手も台頭し、チーム力の底上げに成功(AP)
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 【W杯展望】優勝争いの軸となるのは連覇を狙うドイツだ。06年就任のレーブ監督の下、今欧州予選を唯一10戦全勝で危なげなく通過。若手中心で臨んだ今夏のコンフェデ杯で優勝し、大会得点王の21歳FWベルナーが先発に定着するなど底上げに成功した。MFクロース、MFエジルら前回大会優勝メンバーも健在。3バックと4バックを使い分ける柔軟さもある。

 対抗はブラジル。昨年6月に就任したチチ監督はメンバーをほぼ固定し組織力を強化。名将の下、9連勝など10勝2分け無敗で今予選最速通過を果たした。懸念はネイマール依存症。前回大会はエースの負傷離脱後ドイツに大敗しており、新星の20歳FWガブリエウ・ジェズスらの活躍が鍵となりそうだ。

 また、W杯では本領を発揮できなかったアルゼンチン代表FWメッシ、ポルトガル代表FWのC・ロナウドが輝けるかも注目される。それぞれ30歳、32歳で代表キャリア集大成の大会となる。18歳FWムバッペらタレントがそろうフランス、MFイスコらが台頭し世代交代が進んだスペイン、新エースのFWケインがけん引するイングランドは、若手が成長し勢いに乗れば頂点を狙えそうだ。

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2017年11月17日のニュース