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新潟 J2降格崖っ縁から2勝1分け、驚異の粘り今節も?

[ 2017年11月17日 05:30 ]

 J1残留&J2降格は残り3試合で13〜18位の6チームが争っている。今節には13位札幌と14位清水の残留、17位大宮と18位新潟に降格が決定する可能性がある。年間34試合制となった05年以降で、3試合を残して1チームも降格が決まっていないのは06年に次いで2度目のこと。来季は“天国か地獄か”J1残留争いに注目だ。

 最下位の新潟は「今節にも降格決定の可能性あり」となった10月14日のG大阪戦から○△○の3戦負けなしと驚異の粘りで降格決定を回避。このような状況での降格回避は09年柏の2試合までが最長で、すでに3試合の新潟はこれを上回った。残留は大変厳しい状況だが、さらに望みをつなぐことができるか。

 17位大宮は開幕から8戦未勝利など最下位に低迷し、残留圏内15位とは最大で勝ち点8差あった。過去に逆転残留の最大勝ち点差は08年千葉の12差でこれに次ぐ逆転残留を狙う。また、今月5日に指揮官交代を断行。5月まで鹿島を率いていた石井正忠新監督が就任した。降格圏から残り3試合時点で就任し、残留に導いた監督は過去一人もいないが、昨季J1リーグと天皇杯の2冠、クラブW杯準優勝に鹿島を導いた手腕に託される。

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2017年11月17日のニュース